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2009年1月15日 (木)

「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」を見た

いや、まったく面白くない最低の愚作でした。劇場公開時、話題沸騰していたので、それなりに期待したのですが、つまらなかったです。

このシリーズは第一作目「失われた聖櫃」を岡山駅前の映画館で見て、あまりの面白さに4回も繰り返して見ました。第二作目「魔宮の伝説」、これもそれなりに評価します。ただ、第三作目の「最後の聖戦」がクズでしたので、ここで熱が冷めました。いちおう、本四作目まで通していえる共通項は「1、オカルト要素が強い」、「2、虫やヘビといった毒虫が登場する」、「3、お宝は手に入らない(魔宮の伝説は例外ですか)」・・・でしょう。このクリスタル・スカル・・・は時代的には「最後の聖戦」から数年後といった設定のようですが、ハリソン・フォード氏はめっきり老けています。アクションもほとんど息子のマット・ウィリアムズ(シャイア・ラブーフ氏)が挑んでおり、今後のシリーズでは彼が主人公になるのでしょうね。

なにはともあれ、本作、CGが多すぎます。1~3までは、スピルバーグ氏が得意としてきた「古典的なSFX」がほとんどで、あとはスタントを多用したアクションで構成されていたのですが、今回はまるで伝説的愚作「ハムナプトラ」といい勝負のCG合戦でして、見ていて盛り上がらないのです。軍隊アリとか、サルの群れも全部CGですし、劇場時、日本人から不評だった核実験のきのこ雲も全部作り物ですね。たしかに、作るほうの言い分を認めれば、CGだって毎日地道な作業の繰り返しで、大変なんだぞ!も分からないではないです。「アポロ13」や「フォレスト・ガンプ一期一会」の特撮はアカデミー賞を得ましたし、現在のアメリカ映画において、必要不可欠な戦力なのでしょうね。ただ、僕は「燃えよドラゴン」や「マッドマックス」で育った世代なので、根本的にCGは駄目なのです。スピルバーグ、ごめんな(笑)。

これも本シリーズの悪しき習慣なのですが、敵がせっかくインディを捕まえてもすぐに殺さず捕虜にしておくので、すぐに脱走されて、お宝を強奪されるパターンが多すぎますね。僕はこれを「007の法則」と名づけているのですが(笑)、どうしてでしょうねえ。まぁ、インディ博士を生かしておいて、古文書を解読させる腹なのでしょうが、ナチスにしても、KGBにしても、悪役に徹しれていないです。

女優さんですが、ケイト・ブランシェット氏は話になりませんが、恋人役のカレン・アレン氏は魅力的だと思います。なにしろ1のヒロインですので、大きな息子がいる役ですが、今後のシリーズにも出て欲しいですね。しかし、ブランシェット、カレンもそうですが、このシリーズまともな女優さんが出ていないのですね。ケイト・キャプショー氏も同じような印象が残っています。

最後は、UFOまで登場し、わけのわからん新興宗教っぽい展開を見せる本作、愚作です。しかも、これだけ金を使って、この程度ですか。あと、ジョン・ハート氏って、出る必要あったんでしょうか。ですので、5段階評価でEとします。

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