「ビバリーヒルズ チワワ」を見た
チワワといえば、やはり消費者金融会社アイフルのCMでしょう。いろいろなバージョンがありましたが、お気に入りはチワワの子供が増えすぎて里親に全部譲ってしまうが、結局みな飼い主の下へ帰ってきてしまう、「だめじゃないか、お前ら!」(号泣)・・・のエピソードです。今でもyou tubeで気分転換に見ており、PSPに入れて知人に見せております。
こういう動物映画はいろいろ見ておりますが、(どれが一位二位とはしませんが)名前をあげると「三匹荒野を行く」、「奇跡の旅」、「アイアンウィル白銀を超えて」、「ホワイトファング」、「キャッツ&ドッグス」、「ベイブ」、「ベイブ都会に行く」・・・などでしょうね。このジャンルで重要なのは「動物が人間の言葉で喋る」でしょう。「ベイブ」が元祖的存在ですが、問題は「会話を人間に盗み聞きされたら、即ホラー映画になってしまう」です。「キャッツ&ドッグス」で、猫同士の会話を聞いた女性が失神するエピソードがあったように、何事も過ぎるのは良くないようです。くわばら、くわばら。
映画ですが、死ぬほどつまらないと思います。わざわざDVDを買ったのに、何の見返りもなかったですね。とにかく、ウォルトディズニー社って、レーザーディスクの頃からそうなのですが、予告編が多すぎます。だいたい、DVDで予告編が入っているなんて、常軌を逸しています。致命傷は「チワワがかわいくない」、これに尽きるでしょう。動物映画なのに、これではどうしようもないのでは?
おそらくテーマは「貧困層と富裕層の格差社会を訴える!!!」というハードなものなのでしょうが、子供映画でこんな社会派なものを突きつけられても、困ってしまいますね。それと、90分どこを見ても、ダラダラ、話に変化がない。特に盛り上がる場所もなく、再びダラダラ・・・。これでは、映画の意味がないと思います。やはり映画たるもの、熱いドラマ、ハードなアクション、腹を抱えて笑うコメディ、身震いするサスペンス・・・五感を刺激する要素がふんだんにないと、失格だと思うのです。観客は1800円も払っているのですから、退屈させるのは監督さん失格だと思うのですが。
だいたい、主人公が犬なので、人間は脇役にまわっている、宿命といえばそうですが、なんだか悲しくなりますね。声の出演では、アンディ・ガルシア、ドリュー・バリモアと大御所が揃っていますが、僕は日本語で聞いたので、あまり意味がなかったですね。まぁ、DVD買って英語音声で見る人ってあまりいないと思いますが。DVDの売りのひとつは、多言語で鑑賞できるところですからね。特典も見ましたが、たいして面白いものじゃあないですね。この映画、良きに解釈しても、小学生の子供と母親が一緒に見るもの、「お子様映画」の典型的なものでしょう。
ひとつ思ったのは、メキシコの荒野でライオン???(なんていうんでしょう、あの動物?)が出てくるのですが、ということはあの国ってまだまだ後進国、都会化されていないのですね。それと、ビバリーヒルズの町並みを見ていると、どこの国でも商店街とか、住宅地って似たり寄ったりなのですね!日本の郊外が、街道沿いの店でいっぱいなのと、似ていますねえ!!!
前述のとおり、これはお子様映画、ファミリームービーであり、大の大人が深夜に見るものじゃあないですね。酒井法子が息子サンと見れば、少しでも社会的更正のきっかけになると思います。いやあ、しかし、これだけつまらない映画というのも珍しいのではないでしょうか?これなら、VHSで三流ホラー映画でも見ていればよかった。アトミックトレインでも、気分転換に見ようかな。総括して、5段階評価でEとします。
5段階評価=★ 見た媒体=DVD
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